バイクカスタムのコスト・・・3

セルペットレーサー製作開始。

 

方向性が決まったセルペット。入手した段階で手配しておいたパーツ類の組み付け準備に取りかかりつつ、プレートアーマー+スチームパンクに合いそうな素材の手配を始める。

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台湾製のカブ用アルミリム¥5,800-と、同じくカブ用スポーク¥3,180-(共に前後セット価格)の組み付け。リムの振れとり台を持っていないのでフォークにセットして調整している。

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そしてセットしてみる。

ここでプレスフレームの4連楕円穴をなんとか残してやろうと思い、フレームを跨ぐタンクではなく載せるタンクにする事にした。

そう、OSSA 250 MONOCOQUEやJAMATHIの74年頃の50ccモノコック的ななシルエット。

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前が薄く後ろが厚いくさび形のタンクを載せる事にしたが、さてどうするか?。

鉄板溶接して作るのも良いが面倒。まてよ、アメリカンバイクのタンクを前後逆にすればいいじゃないか!。で、早速ホンダ マグナ50のタンクをオークションにて¥850-で落札。

 

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マグナのタンクを”三枚おろし”にして中骨は捨てて両側の身だけ使う事にした。手持ちのヤマハDT?辺りのタンクから切り出したキャップを挟み溶接。

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載せてみるとこんな感じ。曲線やサイズが本体にマッチしている事に自己満足。さぁタンクが決まったから次はシート。ココでバイクのシートを想像してはイケナイ。

鉄馬には鞍である。鞍といえば馬具。馬具といえばエルメス。早速エルメスの乗馬用の鞍を色々調べ気に入ったのはコレ。

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元々バイクの腰を下ろす部分はシートではなくサドルと呼ばれていた通り鞍から発展したわけでコレに決定。

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アルミ板を工作の師匠であるN氏の作業場へ持ち込み、イングリッシュホイール、ビードローラーの手ほどきを受けてサドルの骨組を試作。のつもりが、せっかちなのでそのまま革を木型に合わせ成型し張り込んでしまった。

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ほぼイメージ通りのシルエットになった。糸はルイヴィトンのバッグを手芸屋に持ち込み近い色の糸を購入。問題はエルメスのアトリエで職人が行うサドルステッチという二本の針を縫い目の中で交差する縫い方を再現すること。女房のバーキンを観察しながら徹夜して一気に縫い上げた。

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シルエットは出来た。あとはエンジン関連とバックステップステップ等の操作系。

サドル製作と平行してボトムリンク用サブダンパー¥11,361-モンキー用リアサス¥3,080-タイヤ(ブリヂストンBT390)¥8,360-を出費。

まだまだ予算には余裕があるな!。

 

To be continued........