MV AGUSTA F3 675 のイメチェン………………7。
タンクのボトム部。
タンクのアッパーは基本的に見た目が納得いけば良いだけな気楽さがあるけれど、ボトム部(タンクトンネル?)はかなりシビアさが要求される。一番大事なのはタンクに内蔵する燃料ポンプ取り付け部。
これをエンドのゴムパッキン部を最後まで入れて6穴のアルミリングで押さえ込む方式。
タンクを裏から見るとこの様な感じ。中央辺りの穴がポンプ用だが、これをFRPで再現していく。
まずはこの穴の製作から。ピタリの径にしなくてはならないので、あらゆる円筒形の太さを測るもそう簡単にいくはずもない。仕方なく最も近い「パーツクリーナー」のスプレー缶にラップを巻いて太さを調節し、帯状のガラスクロスに樹脂を染み込ませて巻いていく。十分な厚みになるまで巻き付けた後ラップで締め込んで余分な樹脂を絞り出す。
硬化後取り出すとサイズは問題なさそう。更に必要な寸法+αの高さにカット。
いつもながらのテキトーな作業の割に精度的には問題ない。
次は穴の周囲に配置された埋め込みナット部。ココのボルト/ナットはM6なので手持ちの家具用ジョイントナットを使う事にした。家具用ジョイントナットは首下が長くケツも閉じているので埋め込む場合に適している。
硬化後に台紙から外して肝心なビス穴部の確認。
研磨して面だしとバリ取れば本体に埋め込んでいく。
車体にタンクを載せた状態で隙間からスマホで内部撮影。タンクの上下クリアランスは十分ある事がわかるが、左右はほ接している。黄色い破線の円の部分にポンプ埋め込み部を移植していく。
移植完了。タンクの下側の準備はできた。次はタンクの顔となるアッパーの修正と合体準備で燃料キャップユニットの埋設部製作。コレには先生に登場頂く。笑。
To be continued............................