MV AGUSTA F3 675 のイメチェン………………10。
覗き窓。
FRPタンクと言えば矢張り燃料の残量覗き窓。
FRPでタンクを作る時には必ず取り入れてきた要素。お約束。
カブのトライアラー、BSA、MONTESA・・・。
なんと合理的な燃料ゲージだろうか。
当然今回のアグスタにもこの要素を取り入れる。
しかし、今までは小排気量で小振りなタンクばかりでそれほど強度を必要としないものばかり。タンクの肉厚が薄いために透明度もある程度保てた。
使用している耐ガソリン用FRPは硬化促進でコバルトを4%混入する為に色が付く。時間が経過すると殆ど退色して無色に近づくものの、今回はシートカウル一体型で体重も掛かり、カウルとも連結するので風圧の影響を受けるであろうことも明らか。
部分によっては3〜4倍の厚みにしてある。
なので覗き窓の透明度を少しでも上げたいと思い、今回は耐ガソリンではない無色のFRPで窓を作り、内側に一層だけ耐ガソリン用をプライした。
外側は耐ガソリンである必要はないのでこのまま更に外側を通常のFRPでプライしながら整えていく。
ディスクサンダーで荒研ぎした状態なので半透明。でもイイ感じ。
いよいよタンクトンネルというかボトムとタンクアッパーを合体する。
タンクと言っても最近のバイクの場合その内部に収まるのはインジェクションユニットやコンピュータ、バッテリーなどの電子部品。
これだけデカいタンクでも燃料自体は半分も占めない。
車体にセット。
次はフロント周りを解体してフロントカウルに移っていく。
いつ続きを再開出来るかはわからないけれど・・・・・・・・。
To be continued・・・・・・・・・・・・