TL125バイアルス改VMX(ヴィンテージモトクロス用バイク)。

久々のモトクロスビレッジに備えて。

 

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長年使っているホンダTL125バイアルス改。元々はいはゆるK2と言われるワンピースヘッドの122ccエンジンだった。

しかしながら度々のモトクロスコースでの全開走行に耐えきれずタイミングチェーンが調整可能範囲を遥かに超えてガシャガシャとノイズが酷くなり、手持ちのTL125Sエンジンに載せ換え、その後XL125Sエンジンに換装して暫く使っていたけれど、トライアル用に保管していたRS200Tのエンジンに換えてみる事にした。

 

RS200TとはRSC(Honda Racing Service Center)が製造したトライアル競技車両。

ここで、換装前のXL125Sと今回のRS200Tのスペックを比べてみる。

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なぜ今回載せ換えてみたか、それは出力とトルクの回転数。

出力は124ccのXL125が13/9,500に対し、198ccのRS200は12.1/6,000。

トルクはXL125が1.0/8,500でRS200が1.59/4,000!。つまり出力はむしろ低くなっているものの、より低い回転で最高出力が出る事とトルクに関しては半分以下の回転数で約1.6倍のトルクを発生する。

上手いライダーなら高回転を維持して周回するだろうからハイパワーマシンでいいだろうが、自分の様なヘボライダーはタイトコーナーでは回転を落とし、立ち上がりで歯痒い思いをする。

そこでもしかしたら川越のモトビで自分が乗るには楽しさの着地点かもしれない。自分の技量では速く走る事と楽しく走る事はリンクしないので。残念ながら。笑

で、シート/タンクを下し積み換え。

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Before(左)After(右)ここでチョットしたトラブル発見。溶接機が登場する事態。

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まぁ大した事は無いけれど、エキゾーストのスタッドボルトが折れていたので、ナットを溶接して入れ替え。

それとスプロケの交換。12丁から14丁へ。

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自宅前の私道で試運転。200ccのバイクとしてはパンチに欠けるけれどとても乗りやすい。モトクロスコースでこれが吉と出るか凶と出るか?。

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実は乗せ換えた日にはクラッチが張り付いており試乗出来ず、翌日クラッチ剥がして各部微調整してめでたく試し乗りとなったわけ。

 

http://motormotor.jp/next-motormotor/

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