BSA Bantam D5 Trials….3
BSA+HONDA+YAMAHA
リアの足回りを含むフレームも後ろ半分がホンダTL125になったBantam。今度はフロントに取りかかる。
TY125のフロント周りを全て移植する為にヘッドパイプの挿げ替え。パイプはインローして溶接しその上からフラットバーで補強溶接。モトクロッサーなら多少不安もある部分だけれどトライアラーなら問題ないでしょう。ライダーも無理な乗り方しないし。(出来ないし)
元々のBantamより若干立ち気味にヘッドパイプを溶接。そして仮組みを開始する。
特にチェーンラインも目視ではずれてなさそうでこのまま進める。
バイク外装の決め手、タンク。
そして今回もFRPタンクを作るが型はスタイロを削りだす。フレームを見ていて出来上がったイメージはビーミッシュスズキ。なのでタンクもそれっぽく。
こんな感じ。あとはスタイロが溶け出さない様コーティングしてFRPをプライしていく。硬化したら2つに割ってスタイロを取り出し更にFRPを重ねる。
表はこれをモナカの様に合わせてFRPでつなぎ、タンクトンネルに掛かる。タンクトンネルは出来るだけ車体にフィットさせたいので、フレームにダンボールを1枚被せてその上に直接FRPを積層していく。
硬化したらタンクのアッパーとトンネルのマリッジ。
粗方合わせる。しかしこの時点でタンク搭載位置が決まってしまうのでバランスは慎重に確認する。トンネルとアッパーを合体し接合部をメインにFRPで固めていく。
ココまでくれば全体のバランスを見ながらエンジンマウント位置の見直しや、アンダーガードの製作などの作業に移っていく。
To be continued.................